心の病気の体の症状

the capsules

うつ病は、「心の病気」と言われています。ストレス社会と言われ、精神的に追い詰められることが多い今の時代、この病気に悩んでいる人の数は少なくありません。しかも、うつ病を発症していることになかなか気づかないという人もいて、余計に状況は複雑なものになっています。うつ病の症状が出ているのにそれが病気の症状と気づかずに放っておいて、一大事になってしまう、ということがあります。
うつ病は「心の病気」である、と言われますがすべてが心の中で完結しているわけではありません。確かにうつ病の根を探っていくと心にたどりつきますが、症状は体に出ることがあります。体の不具合が、実は体の病気を示すものではなく、心の病気を示すことだった、ということが考えられるわけです。

うつ病というのは、要するに心、つまり脳の神経組織の伝達に不具合が生じて不安定になることから起こる病気です。喜怒哀楽をコントロールする神経が故障して、心が暗い状態のままテンションが上がらずに下がり続け、ついには心が完全に閉じてしまいます。
しかしこのとき神経が故障すると、体のコントロールにもくるいが出てきます。その結果、腹痛になったりやたらと汗をかくようになってしまったり、といった症状が現れます。「胃腸の具合が悪いのかな」と思っていると、それがうつ病のサインだった、ということも考えられます。胃腸薬をのんで頑張り続けた挙句、突発的に最悪の選択をしてしまう、というケースもあるのです。
「最近、ぜんぜんテンションが上がらない。お腹が痛い。なんかダルくてどうでもいい気分」
そんなときは一度、心療内科などを受診してみるといいでしょう。